自己破産を行った人の多くが、「もっと早くすればよかった」と思っている
債務整理の相談先を紹介するサイト「債務整理相談ナビ」を運営する株式会社cielo azulが、2026年5月20日〜22日にインターネットで調査しました。対象は、自己破産を行ったと回答した調査会社のモニター102人です。
「自己破産を『もっと早くすればよかった』と思いますか」と聞くと、「強くそう思う」が54.9%、「どちらかといえばそう思う」が39.2%で、合わせて94.1%でした。「どちらかといえばそう思わない」は4.9%、「全くそう思わない」は1.0%です。
この質問は、自己破産をしたこと自体を後悔しているかを聞いたものではありません。手続きの時期について、もっと早くてもよかったと思うかを聞いています。
生活で最も変わったのは「精神的に楽になった」
同じ調査で、自己破産のあと生活で最も変化したことを聞くと、「精神的に楽になった」が53.9%、「クレジットカードが使えなくなった」が27.5%、「仕事・収入に影響した」が10.8%でした。「家族・人間関係に影響した」は4.9%、「変化なし」は2.9%、「住まいに影響した」は0.0%です。
手続き中に最も大変だったことは、「書類・通帳の準備」が34.3%、「費用の工面」が29.4%、「精神的なストレス」が12.8%でした。「特になかった」は5.9%です。
失ったものは、想定より少なかった人が多い
同じ会社が同じ時期に、自己破産で免責許可を得た100人に聞いた調査では、失ったものが多かったか少なかったかを聞くと、「思っていたより失うものは少なかった」が39.0%、「ほぼ想定通りだった」が32.0%、「思っていたより多く失った」が25.0%でした。「よくわからないまま手続きが進んだ」は4.0%です。
実際に手放した財産(複数回答)は、「預貯金(99万円超の部分)」が59.0%、「自動車」が35.0%、「不動産(持ち家)」が25.0%の順でした。「特になし(自由財産の範囲内で収まった)」も20.0%あります。
この数字を読むときの注意
どちらの調査も、債務整理の相談先を紹介するサイトを運営する会社が、調査会社のモニターに聞いたものです。人数は102人と100人で、自己破産を行った人全体の割合は、ここからは分かりません。
「もっと早くすればよかった」は、自己破産をしたことを悔やむ答えではありません。一方で、後悔の割合を直接聞いた数字でもないため、このページでは後悔の割合として載せていません。
自己破産を行ったことを後悔しているかを直接聞いた、100人以上の公開調査は、見つかっていません。
しなかった側の調査は、まだ見つかっていない
自己破産を考えたが、しなかった人に、その選択を後悔しているかを聞いた公開調査は、見つかっていません。このサイトでは、しなかった側にも同じ質問で答えてもらいます。