初めての上京の住まいで、約7割が「失敗したと思ったことがある」
株式会社LIFULLが運営する LIFULL HOME'S が2024年4月3〜10日に、過去に上京した経験があり、そのときの住まいを自分で決めた、都内在住の18歳以上の男女618人に聞いた調査では、初めての上京での住まいについて「失敗したと思ったことがある」が72.4%、「特に失敗したと思うことはなかった」が27.6%でした。
聞いたのは上京したこと自体の後悔ではなく、住まいのことです。プレスリリースの要約には72.3%とありますが、本文とグラフは72.4%でした。住まいの満足度の平均は66.5点でした。
失敗したと思ったことの上位
失敗したと思ったことは、「設備に不満を感じた」18.9%、「想像していたより狭かった」18.1%、「間取りが不便だった」16.5%の順でした(複数回答)。事前に確認しておけばよかったこととして、「もっと多くの物件を自分で確認すべきだった」「通勤電車の込み具合」といった声が挙がっています。住む街を選んだ理由で最も多かったのは「職場・学校にアクセスしやすいから」66.9%でした。
上京して転職した人の約8割は「成功」
株式会社ビズヒッツが2021年1月に、上京して転職した経験がある192人(女性89人、男性103人)に聞いた調査(神戸新聞NEXTの記事、2022年3月)では、上京転職は「成功」が30.7%、「どちらかといえば成功」が50.5%で、合わせて81.2%でした。「失敗」の側の割合は記事に書かれていません。
失敗だった人の回答例には、「自分のしたいことが不明確で、何も見つけられなかった」「友達がおらず、寂しさがつきまとった」「収入は上がったが家賃が高く、手元に残るお金が上京前より減った」がありました。上京して転職した理由は、「地方より仕事が多い」(49人)、「東京への憧れ」(30人)、「地方より収入が高い」(24人)の順でした。
上京しなかった人の数字
上京しなかった人に、その選択を後悔しているかを聞いた公開調査は見つかっていません。このサイトでは、上京しなかった側にも同じ質問で答えてもらいます。
この数字を読むときの注意
LIFULL の調査は、都内に住む人に聞いた住まいの調査で、調査をしたのは不動産情報サービスの会社です。上京そのものを後悔しているかは聞いていません。ビズヒッツの調査は、192人への小さな調査で、仕事も変わる上京転職の結果です。数字をそのまま並べて比べることはできません。