Uターン転職をした人の6割は「良かった」と答えた
マイナビが2025年4月に、20〜59歳の「Uターン/地方移住転職」の経験者600人に聞いた調査で、Uターン転職をした363人に「して良かったと思いますか」と聞くと、「はい」が62.0%、「いいえ」が15.4%、「分からない」が22.6%でした。
調査をしたのは、転職サイトを運営する会社です。
悪くなったことは給与、良くなったことは通勤とワーク・ライフバランス
同じ調査では、項目ごとに「良くなった」「悪くなった」「変わらなかった」のどれかを聞いています。Uターン転職をした人で「悪くなった」が最も多かったのは「給与(賞与・昇給含む)」の41.3%で、「長期的キャリアの展望」30.3%、「仕事のやりがい」28.7%が続きます。
「良くなった」は、「通勤ストレス」と「ワーク・ライフバランス」が43.3%、「毎日の幸福感」が43.0%でした。
Uターン移住をした人の5割は、今の生活満足度が高い
電通が2017年10〜11月に、首都圏で生活したあと出身地の周辺で暮らしている20〜60代のUターン移住者1,714人に聞いた調査では、生活満足度が10点満点で8〜10点の人は、東京にいる間に27.7%まで下がり、移住後の現在は48.2%でした。
聞いたのは暮らし全体の満足度で、Uターンしたことを後悔しているかではありません。
聞き方で数字が変わる
リブセンスが2016年2月に公表した調査では、地方の20〜30代1,100人のうちUターン転職をした154人の転職先への満足度は、「満足」「非常に満足」が25%、「普通」が20%、「不満」「非常に不満」が55%でした。2016年の調査で、聞いたのは転職先の満足度です。
ビズヒッツが2020年11月に、20代でUIターン転職をした119人に聞いた調査では、「よかった」52.1%と「どちらかといえばよかった」31.1%を合わせて83.2%でした。16.8%は失敗したと感じたり、後悔したりしています。Iターンの転職も含み、調査をしたのは求人サイトも運営する会社です。
Uターンしなかった側の調査は、まだ見つかっていない
Uターンしなかったことを後悔しているかを直接聞いた公開調査は、見つかっていません。
AlbaLink が2025年5〜6月に、東京で仕事または居住している地方出身者221人に聞いた調査では、地元に戻りたいと思うことが「よくある」24.0%、「たまにある」39.8%で、合わせて63.8%でした。
聞いたのは戻りたい気持ちで、後悔ではありません。対象は東京にいる地方出身者全体で、戻らないと決めた人だけではありません。調査をしたのは不動産の買取会社です。