後悔の分岐統計

老後・親・終活

家族葬を行って後悔した人の割合

家族葬にした人

10人に6人

が、葬儀後に後悔を感じた

60.1%・家族葬を行った喪主・株式会社鎌倉新書(2019年)

家族葬にしなかった人

約10人に7人

が、葬儀後に後悔を感じた

71.9%・一般葬を行った喪主・株式会社鎌倉新書(2019年)

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家族葬の数字が調査で違う理由

聞き方で、「良かった」と答える人の割合は4倍以上変わります。

  • 株式会社エス・エム・エス(2026年)

    18.4%

    誰に
    親の仏教式の葬儀で喪主を務めた全国の50歳以上の男女のうち、家族葬(通夜・告別式あり)を選択した人
    何を
    葬儀後の後悔に「想定外の費用が発生したこと」を選んだ(複数回答)
  • 株式会社ディライト(2025年)

    90.9%

    誰に
    家族葬を行った人
    何を
    「実際に家族葬を行って、後悔はしましたか?」に「全く後悔していない」「あまり後悔していない」
    選択肢
    全く後悔していない/あまり後悔していない

3つの調査は聞き方が違います。鎌倉新書は葬儀後の後悔の全般(情報収集、葬儀社、価格など)、ディライトは「家族葬を行って後悔したか」、エス・エム・エスは費用に関する後悔の1項目です。対象と時期も違うので、数字は並べて比べられません。

家族葬を行った喪主の約6割は、葬儀後に後悔を感じた

鎌倉新書が2019年2月に、直近2年以内に主となって葬儀を執り行った全国の30歳以上の男女372人にインターネットで聞いた調査です。葬儀後に後悔した人は、家族葬を行った人で60.1%、一般葬を行った人で71.9%でした。

家族葬で後悔した項目は、1位が「価格」64.3%、2位が「情報収集」63.3%、3位が「葬儀社」57.4%でした。葬儀の形を選んだことそのものとは別の項目が、上位に並んでいます。

調査をしたのは、葬儀社を紹介するサイト「いい葬儀」を運営する会社です。家族葬を行った人の人数は、出典のページに書かれていません。

「後悔していない」が約9割という調査もある

葬儀の口コミ(株式会社ディライト)の記事では、家族葬を行った人に「実際に家族葬を行って、後悔はしましたか?」と聞いています。「全く後悔していない」が60.0%、「あまり後悔していない」が30.9%で、合わせて約9割です。

残りの約1割が何に後悔したかを聞いた項目もありますが、答えた人数が書かれておらず、この調査では使っていません。調査をしたのは、葬儀社の集客を支援し、葬儀の口コミサイトを運営する会社です。

費用の後悔は、通夜と告別式のある家族葬で目立つ

エス・エム・エスは2026年6月に、親の仏教式の葬儀で喪主を務めた全国の50歳以上の男女602人にウェブで聞いています。運営しているのは、葬儀社を紹介する「安心葬儀」です。

家族葬(通夜・告別式あり)を行った人の53.8%が、実際の費用は想像していた金額より高かったと答えました。葬儀後の後悔として「想定外の費用が発生したこと」を挙げた人は18.4%です。

通夜を省略した家族葬(告別式のみ)の喪主は、ほかの形式より「親族・故人の友人・知人の反応」への後悔の割合が高い、と出典に書かれています。割合の数字は載っていません。

相見積もりを取った人の61.0%は「特に後悔していることはない」と答え、取らなかった人は32.8%でした。これは家族葬に限らない全体の数字です。

家族葬にしなかった側は、一般葬の調査だけが見つかった

鎌倉新書の2019年の調査で、一般葬を行った人の71.9%が葬儀後に後悔を感じました。後悔した項目は、1位が「情報収集」67.1%、2位が「葬儀社」66.4%、3位が「価格」52.1%です。

一日葬や直葬を選んだ人の数字は、この調査に載っていません。2026年の鎌倉新書の調査にも、葬儀の種類を後悔した人の内訳(家族葬を選んだ、一般葬を選んだ)はありますが、その質問に答えた人数が書かれておらず、使っていません。

この数字を読むときの注意

3つの調査は、聞き方が違います。鎌倉新書は葬儀後の後悔の全般、ディライトは家族葬を行って後悔したか、エス・エム・エスは費用に関する後悔の1項目です。

鎌倉新書の調査は2019年で、古い数字です。3つとも、葬儀社を紹介する会社、または葬儀社の集客を支援する会社の調査です。

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