就活を後悔している社会人は、約4割
パーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)が2017年6月に、社会人10年目までの正社員1,120人に聞いた調査では、自分の就職活動を後悔している人は38.0%(約4割)でした。「とても後悔」「やや後悔」といった内訳は公表されていません。
同じ調査で、2014年入社の社員のうち、就活を後悔している人の約8割(79.7%)が入社3年以内に転職を考え、そのうちの2人に1人(50.9%)が実際に3年までに転職していました。後悔していない人で実際に転職したのは26.1%です(サンプルが少ない参考値)。
「やっておけばよかった」と後悔していること
企業研究でやっておけばよかったと後悔していることの上位は、「10年後の自分を見据えて業界を選んだ」32.1%、「たくさんの人から話を聞いた」30.2%、「興味がある業界だけでなく、興味がない業界にも広げて分析した」26.5%でした。やったことと、やっておけばよかったことの差が最も大きかったのは「実際に働いている人の話を聞く」で、差が小さかったのは「就活サイトの閲覧」「合同会社説明会に参加した」です。割合の母数(回答者全員か、後悔している人か)は、資料に書かれていません。
エンジニアでは、4割以上が「後悔している」
レバテック株式会社が運営する「レバテックルーキー」が2023年2月に公表した調査では、新卒でエンジニアとして入社した20〜30代の社会人エンジニア300人のうち、新卒での就職活動に「後悔している」と答えた人は42.3%でした。当時の就活で最も重視したのは「勤務地」41.0%、「職場の雰囲気」30.7%、「給与」27.7%です(複数回答)。
もう一度就職活動をするなら重視したい軸は、「給与」56.3%、「福利厚生」27.7%、「業務内容」24.3%の順でした。
入社した会社に、もう一度入りたいかを聞いた調査
株式会社キャリアデザインセンター(女の転職type)が2022年2〜3月に、会員の女性725人に聞いた調査では、新卒で入社した会社に「もう一度入りたい」は22.3%、「入りたくない」は57.2%(「まったくそう思わない」38.6%、「あまりそう思わない」18.6%)、「どちらとも言えない」は20.4%でした。後悔を直接聞いた質問ではありません。
就職しなかった人の数字
新卒で就職しなかった人に、その選択を後悔しているかを聞いた公開調査は見つかっていません。このサイトでは、就職しなかった側にも同じ質問で答えてもらいます。
この数字を読むときの注意
パーソルキャリアの調査は2017年のもので、いまの就活とは違う可能性があります。レバテックルーキーの調査は、ITエンジニア向けの就職支援会社が、エンジニアだけに聞いたものです。キャリアデザインセンターの調査は、転職サイトの会員の女性に聞いています。聞いた相手も質問も違うので、数字をそのまま並べて比べることはできません。